【大正琴のご紹介】
大正琴は、和音の出ない楽器(単音楽器)です。和音を出すには複数の楽器が必要になります。また、音域も狭いので厚みのあるハーモニーを出すために、音域ごとに違う大正琴を使用します。そして、昔ながらの大正琴やエレキギターやエレ・アコ等と同じようにマイク(ピックアップ)が内蔵されているもの、リズムマシンが組み込まれているもの、MIDIが付いていて音源が内蔵されているもの等々、一口に大正琴と申しましてもおよそ大正琴らしからぬものまで存在します。ここでは、私達が普段使用している様々な大正琴をご紹介したいと思います。また、実際に演奏したMP3データがございますので是非聞いてみて下さい。
サンプル1:ひと夏の経験
山口百恵のヒット曲。16BEATのスピード感あふれる曲に仕上がりました。ライブ盤のためミストーンは許してください。
山口百恵のヒット曲。16BEATのスピード感あふれる曲に仕上がりました。ライブ盤のためミストーンは許してください。
サンプル2:ムーーンライトセレナーデ
大正琴のBIG BANDをイメージしました。もちろんウッドベースっぽい音(私はベースパートです。)、タイプIIとアルトのバッキングがなかなかです。ライブ盤のためミストーンはご愛敬。
様々な大正琴
昔ながらの大正琴

昔ながらの大正琴です。ボタンのストロークが浅い物の方が弾き易いです。また、ボタンの形状もそれぞれ違いますので楽器選びの際は注意が必要です。上手な人は上手に、下手な人は下手に聞こえる誤魔化しの利かない楽器です。
マイク内蔵大正琴

昔ながらの大正琴にマイクを付けた楽器です。通常マイク(ピックアップ)にはピエゾタイプとマグネチックタイプと2種類ありますが、この大正琴は前者のタイプです。圧電素子がボディの振動を拾うため大正琴本来の響きが損なわれない良さがあります。
伴奏器内蔵大正琴

データ再生用PCM音源とフロッピーディスクドライブが内蔵されています。内蔵曲も90曲ありとても便利です。教本対応のデータ集も提供されています。合理的な練習には欠かせない大正琴といえるでしょう。
アンサンブル用大正琴
ソプラノ

ソリッドボディにマグネチックピックアップというまるでエレキギターのような大正琴。その上ピエゾピックアップとプリアンプまで内蔵されておりトーンのコントロールも結構効きます。
タイプII

ソプラノと同じボディで巻き線が3本張ってある大正琴です。「ペンペン」っていう変わった音が出ます。プリアンプが内蔵されています。
アルト

ソプラノより1オクターブ低い音域を担当します(本当はテナー?)。弦長がかなり長くなりますので、低音部のボタン間隔が大きくなります。弦の張力も強くなりますので上級者向きといえるでしょう。
バス

最低音部を担当(アルトより1オクターブ下)します。通常オクターブ違いの2本の弦(ダブルバス)が張ってありますが、1本にしたり、ピックではなく指で弾いたり演奏者がそれぞれ工夫しているようです。